10年後には、都会から地方へ。

サラリーマン(都内在住)が地方移住を目指すブログです。

嫌われる勇気

ストイックさんのブログで紹介されてて、読みたいと思ったので先週購入して昨日読み終わりました。

 

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アルフレット・アドラー氏による、「勇気の心理学」が青年と哲人による対話形式で展開されていきます。

・・・ユングフロイトのような、トラウマや過去の分析から始まる「原因論」ではなく、トラウマや過去を否定する(というかそれらは問題でない)「目的論」の心理学です。

 

どういう事かというと、例えば「女性とうまく会話が出来ない」という事に対して「自分は過去から女性と話した経験がなくて、そんな自信なんてついてない」という解釈が原因論。一方で目的論は「女性とうまく会話が出来ないという目的を達成するために自分は行動している」と解釈するものです。

 

つまり過去やトラウマという考え方はないとされています。なんだかんだいって、悪い事は起きても今の自分が楽だから、いつまでたっても同じ現実を作るための目的をもって行動してしまう。これまでずっと「変わらない」という選択を選び続けてきている。足りないのは「勇気」だけ。

 

これだけ書くと「??」な方も多数いると思います。だから、是非読んでみて下さい。ストイックさんが、本がロボロになるまで読んでいるという事が分かりました。

私は現在2回目です。何ページに何が書いてあるか自然に覚えるまで読もうと思っています。私が読んで痛快だった部分をいくつか紹介します。

 

"「もしも赤面症が治ったらわたしだって・・・」と可能性のなかに生きることができるのです。"

→これは赤面症に悩んで好きな人に告白が出来ない女の子の例があげられています。赤面症が治ったら、きっと告白が出来る、現実が良くなると。告白出来ないない言い訳、ふられた時の保険として可能性を残している。

他にも「転職すればうまくいく」などあげられています。この事例からして今の僕を表しています。

 

転職すればもっと収入が増える、筋肉がつけばモテる、髪の毛がツンツンになればモテる、今の自分は本当の自分じゃない・・・と。

 

青い鳥症候群にも似た症状だと思います。ハッと気づかされました。この後哲人により克服する方法が書かれていますが、まずは今の自分を受け入れて一歩踏み出す「勇気」が必要です。

 

可能性の中だけに生きるのではなく、行動する勇気を!

 

・・・これはほんの一部ですし、何しろアドラー心理学を実生活で完全に理解できるようになるには自分の歳の半分の年数はかかると本の中で言われてるくらいですから、僕の説明ではかなり怪しいと思います。

 

他にも、課題の分離やスポットライトの事など、おーっ!!と思う事がたくさん書いていますので読んで損はないです。

 

そして僕は単純に「勇気の心理学」という言葉が好きです。

この本を一回通して読むだけで勇気が湧いてくるのが分かります。

自分にも出来る気がしてきます。なぜなら比較するのは他人じゃなく「過去の自分」だからです。そして他人は「仲間」だから。

 

熱心に書いてますが私自身、読まなくなればまた元通りだと思います。

アシュワガンダをかかさず飲むように、通勤時間とか使って少しずつまた読んでいきたいです。

 

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嗚呼、可愛い。風になりたい。強風になりたいっ!!

大島優子とデートしたい。

突然話変わってすみません笑 おやすみー。